世界最大のシェアを誇るコンドームメーカーの英Durex社が定期的に行っている、セックスに関するアンケート調査「Durexセクシャルウェルビーイングサーベイ」。
恐らく世界最大規模で、最も有名なセックスに関するアンケートなのではないでしょうか?
世界26カ国約26,000人に及ぶ調査から、世界のセックス事情を見てみましょう。
こちらは、前戯や挿入の時間と満足度についてです。
Durex Sexual Wellbeing Global Survey 07/08
(デュレックス・セクシャル・ウェルビーイング・グローバル・サーベイ)
- アンケート対象国 : 26ヵ国
- アンケート対象人数 : 26,032人(うち日本1,090人)
- 調査実施時期 : 2006年8月~9月
- 調査方法 : インターネット調査(ナイジェリアのみ対人・記入式)
前戯と挿入時間と満足度
前戯や挿入の時間が、満足度にどう影響するのかという相関関係です。
原文ではintercourse(性交)となっているのですが、挿入と考えて構わないと思います。前戯+挿入の時間にしては短すぎますしね。
前戯も挿入も時間を長くかけるほど満足度も高くなるという結果になっています。
特に挿入時間の方がより満足度に与える影響は大きいようです。
そして男性より女性の方が、挿入時間の長さに対してより高い満足度を示すとのことです。女性の方が長いのが好きなんですね。といっても、長すぎるのは嫌という女性も多いので、長さにも程があるのだと思いますが
国別 挿入時間の長さ
Q、挿入時間はどれくらい?
こちらは挿入時間(intercourse)はどれくらいかを国別に比較したものです。
日本は16分で26ヵ国中21番目、世界のトップはナイジェリアの24分で8分ほどの開きがありますね。
もう少し長く頑張りたいものです。
男女比較 挿入時間の長さ
こちらはその男女別の統計です。
日本の場合、男女そこまでの開きがなく、若干男性の方が長いということになっています。
男性の方は長くやってるつもりでも、女性は男性よりも短時間に感じているということなんでしょうね。
ちなみに世界の平均、男18.7分女17.8分に対して、日本は男16.3分女15.7分と、約2分ほど差があります。
ちなみにセックスが鈍化する要因は、年齢とパートナーとの関係の長さです。
若いほどセックスの時間が短く、またパートナーとの関係が長いほど短くなります。
2/3の人(66%)がセックスの時間が長く続くことに、また半数以上(55%)の人が前戯の時間が長く続くことに幸せを感じている。
セックス全体(前戯から挿入まで)の平均時間は36分で、最も長いのがメキシコの45分。逆に最も短いのが香港の27分です。
【Q&A目次】